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光回線が遅い!

ひと月ほど前に「ITpro」に以下の記事が掲載され、この記事が各種メディアで取り上げられ、「インターネット接続が従量制に?」という事で大きな反響を呼びました。

「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か

現在、多くのユーザがインターネット接続のためにNTTの「フレッツ光」というサービスを利用していることかと思います。ほとんどの利用者が速度「1Gbps」を謳うサービスを利用していることかと思いますが、実際の速度はその理論値にははるかに及びません(契約しているプロバイダにもよりますが)。実際にこの記事を書いている私自身も「今日は遅いなー」と感じることも多々あります。特にマイクロソフトから定例の「Windows Update」が配信される日本時間では毎月第二水曜日になると、著しい遅延が発生することも多々あります。契約しているプロバイダによっては、「Windows Update」の配信に合わせて、遅延が発生することへの注意喚起をユーザ宛に予め通知しているところもあるくらいです。

「遅い!」の原因は

端的に言うと、通信量の増加に伴うインターネットの混雑です。増大し続けるインターネット上のトラフィック量に対し、設備が追いついていない状況です。

下記は2017年5月に総務省から発表されたインターネットのトラフィック量に関する調査レポートの抜粋です。グラフが示す角度から急速に増大している事がご確認いただけると思います。

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そして最も重大な問題は設備投資はどこが費用負担するのかについて、NTTとプロバイダ事業者のせめぎ合いが続いている事です。

以下の図は総務省から提供されているインターネットへの接続構成の模式図です。現状では多くのユーザがPPPoEを使ってインターネットに接続していますが、利用者がISPにPPPoE接続する際のISPとNGNの接続点にある「網終端装置」がボトルネックになり、多くのISPで遅延が発生している状況です。


出典:総務省 ※クリックで別ウィンドウで拡大表示されます。

この「網終端装置」はNTT東西が増設の判断をしており、増設の際のコスト負担は、NTTが9割、ISPが1割となっています。ISP各社はNTTに対し増設の判断基準の見直しを申し入れしていますが、NTTにとってはコスト負担が増大することになるため、そこで話が止まっている状態になっています。

余談ですが、私自身がISPに対し遅延に関する問い合わせを行ったところ、ISPのコールセンター担当者から躊躇なく「他ISPに乗り換えてください」と言われたくらい、各社「どうしようもない」状況になっているのです。

今後の見通し

以降、ノールネットワークスとしての見解になりますが、少なくとも従量制に逆戻りという事はまず有り得ないと考えています。これだけインターネットを経由した通信に頼りきっている現状では、とても現実的ではないでしょう。ただし、フレッツ回線の利用料にしても、ISP使用料いずれか、もしくは双方の値上げは十分に有り得る話かと考えています。設備投資の原資が利用者負担になる可能性は大かと思います。

遅延対策

現状では、比較的空いているISPを見つけて、ISPを乗り換えるしかないと思われます。実際に弊社のお客様でISPを乗り換える事で大きく速度が改善した例が見られました。「比較的空いている」ISPは地域や時間帯によっても変わってくるかと思いますので、無料のお試し期間等を利用して、実際に速度改善が見られるISPを選定する事が最善かと思われます。

速度改善のご相談はお気軽にノールネットワークスへ!

インターネット接続の速度が遅すぎて業務に支障が出ているなど、ネットワークに問題を抱えるお客様、弊社でお役に立てる事があるかも知れません。お気軽にお問い合わせください。

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